タッチアンドゴー! 台湾へいくぜ!

マイルをためて台湾へ行こう!

台湾の若者を知りたい  (読書メモ)

台湾の若者を知りたい (岩波ジュニア新書)

台湾の若者を知りたい (岩波ジュニア新書)

小学生から大学生までの台湾の若い人たちの生活について紹介する本。

第1章で台湾という国についての基本情報、最後の第5章でアンケート結果ということで台湾の若者が日本をどう思っているか、についても書かれている。

あの広辞苑岩波書店の本。

表紙が台湾の有名なイラストレーター蚩尤さん。

制服至上 台湾女子高生制服選 日本語版

制服至上 台湾女子高生制服選 日本語版

なにより前書きを読んで驚愕したのだが、台湾の商店街では自分の店の前の歩道を自分でデザインすることになっているという話。

なので店によっては高さをあげたり、店と同じタイルを敷いたりする。

だから歩道があのようにでこぼこになっているのだそうだ。

なんだー!それを早く言ってくれよって感じだ(笑。

台湾へ行って日本人がまず最初に感じることは、「なんでこんなに歩道がでこぼこで歩きにくいんだ!」だと思う。

観光ツアーでも、仕事でも、そういうことは教えてくれない。

なので台湾の人は手抜きだとか、まだ遅れてるんだとかそういう印象を持たれてしまう。

知ってると知らないとでは大違いですよ。

それから注音符号についても初めて知った。

いや、目にしたことはあったけど、これが中国語とどういう関係のものなのかやっと初めて分かった。

カタカナみたいなものだと思えばいいらしい。

台湾ドラマの「アテンションLOVE」で主人公たちはかっちり制服で登校してるじゃないですか。

が、この本ではジャージで登校してる生徒がほとんど、となっている。

クラスが60もあって、ほんとマンモス校だよねえ。

学校の朝が早くて、授業の前に学校で朝飯食べるってのもすごい。

台湾の人は冷たい弁当が食べられないってのも面白い。

日本では傷むと悪いからって弁当袋に保冷剤入れてるけどね。

弁当を温める機械、蒸飯箱だそうです。

傷んだりしないのかね?

そして最後の章の台湾の人のアンケートは日本人にはさんざんな内容で、日本人はなかなか親しくなれないとか心を開いてくれないとか距離感があるとか。

大爆笑したのは、台湾の文化を知って欲しいって話で、日本人に『台湾にも海がある?』と聞かれて挫折感を味わったという。

まあ、これはちょっと文化とかそういうレベルの話ではないような。。。

どうなんですかねえ、これはあくまで20歳くらいの若者の話なので。

テレビでもマンガでもいいので、少しは日本の歴史とか地理とかについて知識を持って欲しいものです。