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江戸無血開城の深層(読書メモ)

NHK英雄たちの選択 江戸無血開城の深層

NHK英雄たちの選択 江戸無血開城の深層

引き続き明治維新関係の本を読んでいる。

内容は1. 徳川慶喜 2.勝海舟 3.和宮篤姫 4.西南戦争 の4つに分かれている。

作者が時代考証を務めているだけあって、なんとなく西郷どんの内容と近いものを感じますよね。

放送はまだだけど勝海舟の活躍のあたりが一番面白かった。

うん、勝海舟はいいやつだ。

それにしても西郷どんはね、ちょっと徳川慶喜に対する敬意がなさすぎだよね。

各章に識者による、どう判断するか、みたいなコラムページがあるんだけども、なんかねー、現代人の感覚で書いている人が多くてちょっとおかしい感じがしましたね。

当時と今と日本人の考え方が同じままの訳ないのに。

屈臣氏WatsonsのCMにアテンションLOVEの人たちが出てる

www.youtube.com

台湾のドラッグストアですよね?

一体、どういう内容のCMなのか。

全くわからないが。

どうみてもアテンションLOVEではないか!

アテンションLOVE DVD-BOX2 (イベント参加券封入)

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ある華族の昭和史(読書メモ)

半年くらいかかったが、電子書籍で購入して時間の空いた時に少しずつ読んでいた本を読み終えた。

そもそもは沢木耕太郎という人がFMヨコハマの「Sound Travelogue ~沢木耕太郎、日本を旅する~」という番組で、金沢がテーマだった回にこの本を読んだという話をしていて、その内容が面白そうだったので読んでみたのである。

この沢木耕太郎という人は、若い頃にテレビだかラジオだかの番組で作者の酒井美意子さんに会っていて、その時はエチケットに詳しいおばさんとしか思わなかったが、まさか、加賀百万石のお嬢様で、使用人が136人もいるような東京の駒場のお屋敷に住んでいて、ロンドンのハイドパークでは乳母車に乗ったあのエリザベス女王とお会いしているような、そういう人物だとは夢にも思わなかった、なんてことを言ってるわけです。

本の内容はというと、この作者の学生時代の出来事や、母親、父親のこと、そして結婚、戦争、華族でなくなること、GHQ、占領下の生活、そしてその後のエチケットの講師、きものの学校の学長、といったまさに激動の時代を生きた彼女の人生について。

台湾については、

  • 明治天皇が前田家に行幸啓(お出まし)になられた時に前田家の宝物として「関白豊臣秀吉高山国(台湾)に与ふる書」をご鑑賞いただいた。
  • 16歳の時、駒場の家で初めて参加した公式晩餐会の時に「樹齢千年を超える台湾阿里山の楠(くす)の衝立」が暖炉の前に置かれた。

という2箇所で出てくる。

もちろん、台湾の少年工と高座海軍工廠で一緒だった三島由紀夫が「春の雪」執筆中に鎌倉の別荘を訪れた話も出てくる。

三島由紀夫学習院で一年上級、「兄貴」と呼んでいたそうだ。

 彼は好んで、あの失われた華族の世界、戦時中まではたしかに存在した日本の上流社会を舞台にして美しい作品を発表した。今は崩壊したあの社会の生活様式や言葉遣いや、ものの考え方を克明にメモし、それを彼一流の美意識のもとに物語として再現させた。

作者も文中で「陸軍の田舎侍に文化は無用の長物でしかない」と嘆いているが、戦争によって価値ある文化財がどれほど失われたのか。

金沢にも一度行ってみたいなあ。

加賀藩の宝物を見に。

るるぶ金沢 能登 加賀温泉郷'19 (るるぶ情報版)

るるぶ金沢 能登 加賀温泉郷'19 (るるぶ情報版)

キューピー3分クッキング、魯肉飯(ルーロウファン)

そういえば先週、キューピー3分クッキング

という番組で魯肉飯(ルーロウファン)を作っていた。

www.ntv.co.jp

あー、特にひき肉使うってわけじゃないんだーというのが発見だったがしかし。

貴重な紹興酒を3カップも使う!

なぬー、と思っていると、しかも4時間も煮込む!

もうこの時点でアウトだと思ったが、さらに冷蔵庫で2、3日寝かせるという。。。

無理だ、この異様に手間のかかる料理。

一旦なんなんだ。

3分クッキング 2018年10月号

3分クッキング 2018年10月号

台湾、雑誌の見開き、総統府。

そういえば以前このブログでも紹介したこの雑誌だが、

touch-and-go.hatenablog.com

それっきり売り切れで全然売ってない。

アマゾンも、楽天紀伊国屋もhontoもセブンも全滅だ。

雑誌の世界というのもよくわからないが、売り切れたら増刷するとか、そういうのはないものなんだろうか。

腑に落ちない感じでこの週末、近所の本屋へ行くと、なんと売っているではないか!

ま、最後の一冊ってやつかもしれないが。

というわけで買ってきた。

内容についてはまた後日レビューしようかと思うが、総統府の写真がどーんと見開きで、みてたらやっぱり総統府も見に行きたいなあー、と思い始めた。

できれば見学もしたいが、平日のみ。

Open house schedule

学校が教えてくれない戦争の真実 (読書メモ)

アマゾンにはレコメンド機能がついている。

これが普段は全くなんの役にも立たない。

これだけ長い年月アマゾンで買い物しているのに欲しいと思いようなものをレコメンドしてくれた試しがない。

一体どういう脈絡でこういう商品をおすすめしてくるのだろうか。

先日の台湾の元総統、李登輝さんの本に出てきた本をアマゾンで検索していたら、そのあとにこの本が表示された。

なるほど面白そうだと思って読んでみたのだが、これはなんと!

実に驚愕の内容であった。

いまいちこの作者の方がどういう方なのかわからないのだがしかし。

太平洋戦争はアメリカが仕掛けた(というか西郷どんの対徳川みたいにハメた)とか、インドネシアやインドや、戦後独立を果たした国からは日本の戦争は感謝されているとか、東京裁判はフェアじゃないとか、従軍慰安婦の証言をした人は嘘だったことを認めたとか、今まで知らなかったいろいろな事実を元に分かりやすく説明してくれている。

李登輝さんも「新・台湾の主張」の中で

結局、真珠湾攻撃アメリカの挑発に乗ってしまったのだと私は考えている。

と書いているので、その関連でレコメンドされたのだろうか。

アマゾンを少し見直した。

主な登場人物。