たまたま本屋さんで見かけて、なんで東京人で台北なの?
しかもこの写真なに?と思ったので買ってきた。
広告ページに「台湾文学フェスタ、発動!」ってコピーで誠品生活日本橋でのトークイベントの予定がいくつか載ってましたね。10/31 15:00〜「我的日本」舒國治さんと野嶋剛さんとか。
写真は鄭弘敬さん、「台北人」と題して、母子スクーター3人乗り、オレンジ色のキティとマイメロのヘルメットとか。50嵐の店の前でショッピングカートに乗せられたまま取り残されている小さい子供とか。
「台北無聊風景」
川本三郎さんの文章とか。amazonのレビュー見るとこの「東京人」で連載してたみたいです。
- 作者: 川本三郎
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2019/03/27
- メディア: 単行本
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白色テロで捉えられた青年が入れられた牢の跡地に建ったのが来来飯店だとか。シェラトンのこと??
- 作者: 田村志津枝
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一級建築士の渡邉義孝さんの大稲埕、迪化街に関するイラスト入りの記事。バロック三姉妹とか四姉妹とか呼び名がつけられているのが面白い。
「台湾日式建築紀行」
片倉佳史さんは勅使街道ということで、台湾神社の参詣道路として整備された中山北路周辺の案内。
張維中さんと川島小鳥さんの対談もよかった。
二人とも若いんだよね。東日本大震災の年に初めて台湾行ったとか、小学6年で戒厳令解除とか。その若い人たちが90年代がCPOP全盛だった、アーメイが、なんて言ってる。
統治時代の写真は台湾神社の別アングルのやつ。もっと近くで撮った写真残ってないのかなー。あと鉄道ホテルの写真。
極めつけは井森公園の明石元二郎の鳥居の周辺、1997年3月にバラックが取り壊されたが、きっかけは前年にマイケル・ジャクソンが台北公演で向いのリージェントに泊まり、「あれは一体何?」と言ったことなんだそうだ。
なるほどこういう雑誌は面白い。
観光ガイドにはない良さがあるな。
ま、観光で行った時はまた別の話ですよね。
観光は別にディープである必要はないんで。。