
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/09/03
- メディア: コミック
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吉村貫一郎という新選組に入隊した侍がどんな人間だったのか、生き残りの関係者に取材した内容をまとめたという体裁の本。
前々から新選組の本をなにか一冊読んでみたいなと思っていたところに、先日の「永遠の0」がこの本を目指して書かれたものだったというのを知ったので、急いで読んでみた。
上巻は宿敵の斉藤一のインタビューの途中まで。
確かに、読んだ感じが「永遠の0」に似ている。
そっくりだ。
そしてここでは薩長が悪者になっている。
意外だったのが途中出てきた輪王寺宮様の話。
東北に朝廷が作られていたとかいないとか。
南北朝時代みたいな。
で、その方が後に北白川宮能久親王となり台湾へ出征し、平定されたのだとか。
なんとなんと。そんなことがあったのか!?
もし実現していたら東北に天皇が?
ええーっつ。
武道館の奥の公園、北の丸公園に池がありますよね。
あの一番奥に銅像があるらしいです。
台湾にも記念碑があるようです。