タッチアンドゴー! 台湾へいくぜ!

マイルをためて台湾へ行こう!

炎上上等(読書メモ)

炎上上等 (扶桑社新書)

炎上上等 (扶桑社新書)

本のタイトルどおりツイッターの話からスタート。

フリーメイソンの会員について、震災の支援、ナイジェリアサッカーの支援、昭和天皇独白録のオークションの話。

子供の頃の話、日本の愛国心の話、中国・韓国・北朝鮮、美容整形、これからの日本の話。

なんといっても子供の頃のばあちゃんの話が面白い。

高須家は江戸時代からずーっと医者だったのだそうで、患者が治療費の代わりに土地をくれるから大地主になっていた。

で、戦後の農地改革でGHQに土地を全部とられたと。

で、ばあちゃんはその頃の、共産主義に影響を受けた学校の先生の教えについて、

「それはアカの教えだから、まったく間違っている。ソ連こそ我々をだまし討ちした悪いヤツラだ。正義はこっちにある」

と言うような人だったらしい。

さらに師範学校を出た大日本帝国の真髄みたいなばあさんを家庭教師にやとってくれて、その家庭教師から

「日本とドイツはまた必ずひとつになって、世界を制服する」

というようなことを教わったんだそうだ。

さらにすごいのが、高須くんが学校でいじめられるって言ったら、

「それなら『小作』って言えばいい。高須家の小作だって」

とばあちゃんに教えられて、次の日にそう言ったら、今度はいじめっ子の親が乗り込んできて、

「ワシらにはマッカーサーが付いておる!」

と言ったんだそうで。。。

それからマッカーサーも敵、アカも敵。

そういうことなんですよ。

戦後のね、じーさんとかばーさんに育てられた世代のね。

そして、最後に平成29年8月15日、72回目の終戦の日靖國神社の「第3回 靖国の心を未来へ! 感謝の心をつなぐ青年フォーラム」においてスピーチを行ったその内容がそのまま載っている。「靖國の心をつなぐ若者たちへ」

これがねー、もう感動の内容です。

全文転記したいくらい。

ちょっと本のタイトルがひどすぎますよね。こんな素晴らしい内容なのに。

ぜひ多くの人に読んでもらいたい。

そして、最後に追記。

本書の印税は全額、2018年2月6日に台湾で発生した地震の被災者支援のために寄付します。