美しい日本語の台湾人作家、李琴峰の7月に出た本。
美しい日本語は相変わらずなんだが、どうにも乙女チックでね。
あんまり私のようなおっさんが読む本ではないなあ、と電車の中で読むのが憚れる。
今回も日本人氏名繁体字画数攻撃は健在。
なんかはっきりしないなー、登場人物は何考えてるんだろう。。ってところでいきなり怒涛の展開になるのも、いつものことで、読んでよかった。
コンビニの女の子からのメール読みながら、「先生と私」じゃんとか思って。
あー違う、「先生と遺書」か。漱石のこころの。
不覚にも泣きそうになった。
上野の不忍池もでてきます。