- 作者:琴峰, 李
- 発売日: 2020/02/28
- メディア: 単行本
個人的に今世界で一番美しい日本語を書く作家だと思っている李琴峰さんによる新作。
前作までは本屋で探しても全く見つからなかったが、今回はどーんと目立つ場所に置いてあったので買ってきた。
今回も使われている日本語はまったく素晴らしいの一言だが、内容は新宿二丁目をテーマにしたものになっている。
出てくるそういう専門用語は全く分からないけどね。
まあわざわざwebで調べてみる気にもならないので。。。
好きだ嫌いだふられた別れたという、そういう話にまじって台湾での社会運動の話や中国や日本での社会的出来事を挟んであって、ぐぐっとのめりこむように読ませる。
当人たちは気づいていないんだろうけど、こういう若い人たちの行動が社会を動かしている。