- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
鬼平犯科帳で有名な池波(いけなみ)正太郎による西郷隆盛の伝記小説。
薩摩藩で働き始めた頃から西南戦争で死ぬところまで網羅していて、全く今回の大河ドラマの進行そのまんま。
ドラマのネタ本なんじゃないかと思ったくらいだ。
鹿児島弁?がドラマと違って、なにかと「な」がつくのが面白い。
多分この「な」は「は」の意味だろう。
昭和に書かれた本ということでもっと薩長礼賛な内容かと期待していたんだが、そうでもなかった。
やっぱり眼力なんでしょうね、西郷さんの魅力って。
実際すごい目だったらしい。
通して読んでも、あんまり大したことしてないのに人望だけはあるという、なんか腑に落ちないのはこの眼力が小説やドラマでは体験できないからだろう。
大河ドラマもねー、SFみたいに特撮しないとだめですね。
全く目力がないのに抜擢された俳優さんも可愛そうだ。
やーどうなんだろう。でも、もしその時西郷隆盛が朝鮮へ行っていったら、歴史はどうなっていましたかね。。。
うん、もういい、西郷さんは。
絶対大久保の方が仕事してる。
鹿児島行ってみたい。