- 作者: 東山彰良
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/07/14
- メディア: 文庫
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台北を舞台にした小説。
1975年蒋介石の死去からスタートして主人公の成長と共に進行、戒厳令の解除のあたりまで。
メインは中国から渡ってきた人達の大陸での戦いや、その後のいろいろな出来事、葛藤、そして台北の街の変化、という感じか。
最後は中国大陸へ行く。
大きく変わったってことなんでしょうねえ。
変化の大きさは同じ頃の日本より大きいかも。
ちょっとあんまりこういうとんがった若者の話には興味がないので後半は読み飛ばしたが、そういえば昔仲の良かった人が台湾について、犬食うからな、って言ってたのを思い出した。
台湾って犬いますよね、って話で。
あいつらは犬食うんだぜ。
いや、俺も食わされたけどな。
結構食べやすいんだ。
みたいな話をいつもしていた。
懐かしい思い出だ。