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読書メモ『東北を置き去りにした明治維新 戊辰戦争の謝罪なしに、日本の融和はない 』

引き続き、明治維新に対する違和感をはっきりさせるためにいろいろ関連する本を読んだりしている。

東北を置き去りにした明治維新  戊辰戦争の謝罪なしに、日本の融和はない

東北を置き去りにした明治維新 戊辰戦争の謝罪なしに、日本の融和はない

明治維新150年ということで、いろいろ企画されたりしているが、まずは戊辰戦争の謝罪が必要なんじゃないか、というテーマで、識者が対談したものをまとめた本である。

戊辰戦争については、避けられる戦争だった、想定外だったのが徳川慶喜が駄目男だった、というあたりが落としどころのようだ。

あとは長州藩会津への恨み。

会津藩については、武士道ではあるけども、あまりにも厳格すぎて逆に組織が硬直化していて、人材が出なかった。

戦もバカ正直すぎた。

交渉能力のある人間がいなかった。

世界情勢を知らなさすぎた。

と、まあ、いろいろ。なるほどそういうことかと。

ま、こないだ読んだ本が会津藩称賛の本だったので、思い詰めてたところもあったが、まあ、そういうことだよなと納得である。

特に猪苗代のあたりの農民にはざまみろと思われていたという話にはがっかり。

逆にその戊辰戦争を今は観光にしてる訳だしね。(白虎隊の悲劇)

観光に行きたいが、もうちょっと営業時間を遅くするなり、電車とバスの連携をよくするなりしてほしいわ。

これ読んでどっぷりはまるってのはどう? 全十三巻。

会津士魂 1 会津藩京へ (集英社文庫)

会津士魂 1 会津藩京へ (集英社文庫)

もう大村益次郎なんかぼろくそですよ。