加賀百万石、前田家の本を今少しずつ読んでて、明治43年7月に本郷のお屋敷に明治天皇をお呼びした時の話があるんだけども、その中で門外不出の豊臣秀吉の台湾への親書をご覧になられた、とある。
「関白豊臣秀吉高山国(たかさご)(台湾)に与ふる書」
Webで調べてみると、こういう記事が見つかった。
実は日本と台湾の歴史は、いつから始まったかというと、豊臣秀吉が朝鮮出兵をしたときに、ついでに台湾にも使者を送ったというところです。
ところが使者が秀吉の親書を台湾に持っていったところ、台湾では原住民がいろいろな部族に分かれているだけで、誰に親書を渡していいかわからず、そのまま帰ってきたというのです。
だそうだ。これですかね。
そういえば、小林よしのりの台湾論の台湾の歴史の章にもこれは書かれてましたね。
なんか、スケールが違うんだよねえ、前田家とか。
「前田家の本邸は今は駒場だけど、明治から大正の末までは本郷にありました。あそこの敷地十万坪余りが前田家の江戸時代の上屋敷だったのを、そのうちの大体九万坪を帝大(東大)に提供して、わたし達は赤門の右手あたりに住んでいたの」
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